拡張子
拡張子とは、コンピューターがデータのファイル形式を識別する為、ファイル名の末尾につけられた文字列のこと。例として「png」「jpeg」「txt」「ai」「csv」「indd」などがあり、開くために使うソフトウェアは異なります。画像データだけ見ても「png」「tif」「gif」など様々な拡張子がありますが、画像だからどれでも良いという訳ではなく、利用目的によって大きく変わってきます。中には不可逆的な拡張子もあり、拡張子をむやみに変更するとファイルが壊れてしまい、開けなくなってしまうこともあります。人間にとっては同じ画像でも、コンピューターは拡張子でファイル形式を識別しているのです。
電子化やデータ入力を行う際には『どの拡張子(データ形式)で作成するか』がひとつのポイントになります。例えば画像データの場合、ファイルサイズを重視するなら「jpeg」が、画質を重視するなら「tiff」でそれぞれ保存するのが望ましいとされています。またテキストファイルについても、プレーンテキストとして使いたいなら「txt」、Webページとして公開するなら「html」と、拡張子が変わるだけで全く違うファイルに変わります。
コストや期間(納期)同様、たかが拡張子と簡単に考えず、目的に沿った形式でデータを作成できるよう慎重に考えましょう。
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