クロス集計

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クロス集計(くろすしゅうけい)とは、2つ以上の質問を掛け合わせた集計方法のこと。単純に一つひとつの質問を集計する場合は文字通り「単純集計」と言います。

例えば『電子書籍を購入したことがありますか?』という質問だけでは、回答者の大まかな好みしか知ることが出来ません。しかし続けて『あなたは男性ですか、女性ですか』と聞くことで、性別毎の傾向まで把握することが出来ます。このように、クロス集計は回答者の傾向を把握する上で不可欠な手法であり、ビジネスの現場では集計結果をグラフやチャートに可視化、回答結果から意思決定やPDCAの回転を促進することが一般的に行われています。

なお、クロス集計は「属性間クロス集計」と「設問間クロス集計」の2種類に分けることが出来ます。「属性間クロス集計」は回答者の属性(性別、年齢、職業など)に基づいて集計・分析する方法で、「設問間クロス集計」は属性以外の質問(『どんなジャンルの書籍を読みますか』『どのプラットフォームで購入しますか』など)を組み合わせた結果を集計するものです。

データ入力の代行業者は、主にアンケート結果のExcel化の際集計作業とそのグラフ化まで対応するのが一般的です。その集計作業でこのクロス集計が用いられることもあり、依頼した企業はアンケート用紙を送るだけで可視化されたデータまで受け取ることが出来るメリットがあります。クロス集計は、マーケティングや戦略立案などビジネス上の意思決定において重要な判断材料となり得る一方、集計作業自体は比較的単純作業と言える為、代行業者に任せた上で自身はそのアウトプット活用に注力するのが良いでしょう。

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